新選組血風録1965|第一話「虎徹という名の剣」

新選組血風録1965年、舟橋元(近藤勇)、栗塚旭(土方歳三)、島田順司(沖田総司)出演

新選組血風録は「池田屋斬り込み」から始まります。

元治元年、祇園囃子の鳴り響く中、旅籠池田屋に近藤勇を筆頭として沖田総司らが新選組が斬り込みます。討幕浪士たちとの激しい斬り合い、そして勝利した近藤勇の手には佩刀「長曽祢虎徹」。
その虎徹のエピソードが回想されていきます。

名優 嵐寛壽郎先生がゲスト出演されております。そう鞍馬天狗で其の名を挙げた銀幕のスターです。そして娘役として丘さとみさんが素晴らしい演技力を見せてくださっております。
近藤勇が浪士隊として上洛が決まり、刀を探している近藤に生活に窮したおみねが家伝の刀を虎徹と偽り近藤勇に売ってしまうのです。その娘の行為をなじる浪人に嵐先生、赤貧に身を投じても正義を貫こうとする父親。

そして上洛後、豪商鴻池を夜盗から守り礼として送られた本物の「長曽祢虎徹」、しかし近藤にとっての惚れ込み身に染みこんでくる虎徹は、おみねから買い取った偽りの「虎徹」だったのです。
しかし、近藤勇を騙したことに良心を痛め、そして身を売ってまで本物の「長曽祢虎徹」を手にしたおみねが土方歳三のもとを訪ねます。
近藤勇を騙したおみねを許し、労りの言葉をかけます。 しかし近藤勇にとっての虎徹は、やはり江戸でおみねから譲られた「虎徹」なのでした。
そして、局長近藤勇を筆頭とした新選組が、高らかに「誠の旗」を掲げ、京の町を進みます。